CGI エロマンティック マジパンツ
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エロマンティック
31歳、未貫通。トンネルを抜けたら、そこは雪国。処女(あたし)だってエログが書きたい!
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マジパンツ


『そんな小さな布切れ一枚で何ができるって言うのよ!』

『パンツができるよ』





加藤です。


そういえば、こないだ本屋で考えさせられる本を見つけたんです。

何か「パンツを売ってる少女たち」を描いちゃったドキュメントタッチの本なんですけど。

で、ところせましと少女たちの内面にぐぐっと迫ったりなんかしちゃうんだけど、
ほんとね、内面とかに迫る前に、まずそのパンツ売れんの?っつー話なんです。

遅ればせながら、私もね、今日とかね確実に穿いてるんです、パンツ。
もうね、パンツを穿かずして外には出られない、
パンツを穿かない日はないっつーくらいのパンツ愛好家です。

そんなヘビロテアイテム・パンツを手に入れるつったら、もっぱら、デパート。
大抵、三枚1000円くらいのを非常にお手ごろなお値段で
購入できちゃうんですよねー。

でもね、この少女たちの手がけてるパンツはね、全然相場が違うんですよ。
一枚が5000円~万単位の世界ですから。

で、そのパンツにダイヤか何かついてんのかっつーと、
ほんともう、ご家庭でよく目にするような感じなわけです。

「ちょっと何かお高いんじゃないの?」
とか口を挟もうもんなら、裏から支配人っぽい人が出てきて、

「これ実は、使用済みなんで・す・よ」
とか小声で耳打ちされる。


それ長所?


つまりね、長所かっつーことなんです。

パンツの履歴書 書いたとしたら、「長所」の欄に「使用済みなことです。」って書いて面接通るかっつーことです。言いたいのは。


もうね、私くらい毎日パンツをはく人間としては、
パンツの決め手つったら、新しいことです。

畳と女房とパンツは、新しいものに限る。
もっと詳しくいえば、畳と女房のパンツと自分のパンツは、新しいものに限る。

ほんとね、新しければ新しいほどいい。間違いないわけです。

でも、毎日おニューのパンツなんて、家計の首を絞めかねないわけ。
だから、まぁしぶしぶね、洗濯したりして、やり過ごしてるわけです。

なのにね、支配人はまたこうも耳打ちしてくるわけです。


「洗ってません・か・ら!」


売る気あるのかっつーことです。
パンツの売れ筋、わかってんのかって。
つーか、パンツの気持ちわかってんのかって。

パンツに恥かかせんなってことなんです。

パンツにとって一番の恥は洗ってないってことですからね。

洗ってないことが、自分だけではなく、周りの人をも傷つけたりするからね。

日常生活で「え、パンツ洗ってないの?」って言われたら、もう社会人としては最期ですからね。


で、まぁ何が言いたいかって、「あなたにとってのパンツって何?」ってことなんです。


私のパンツなんかね、割とね わんぱくの名を欲しいままにしててね、
休み時間にトイレに行き忘れるチョイ悪な私を、どっしり支えてくれたりするわけです。
多少のミスなら、俺が全然カバーすっから!みたいな信頼関係がある。

私も私で、パンツのことは何でもお見通しで、
これ以上頑張らせたらアイツ潰れちまうな、とか
敏感に察知できる。ま、ちょっとクサイセリフだけど、絆っていうのかな・・。

そんな大切なパンツをね、
私のキラーパスを必死に受けてくれたパンツをね、
たとえ何万つまれたって、売りに出せるわけがないんですよ。

で、まぁ奇跡的にノーミスの日もあるわけです。
そんなパンツはね、殿堂入りですよ。もう。
パンツの完全試合ですから。

ヒーローインタビューでは「後半グッとこらえました」とか言うよ。


つーか、いわばね、私にとってパンツっていうのは、マジックペンのキャップみたいなもんなんです。

あいつがいなかったら、私みたいなフタのないマジックに近寄ってくる人はいないし、
さんざんまわりに痕跡を残したあげくに、カッピカピになっちゃうんです。
パンツが無かったら、もう、私は孤独だった。

そんなパンツを売り飛ばすなんて。

パンツもパンツで、確かにキャップはスゴイ優秀だけど、
キャップだけじゃ、あっても仕方ない。
穿いて初めてパンツなんです。

私とパンツの仲は、切っても切れないわけです。


でもね、私も もう27歳。色んなドラマが起こりえる年代なわけです。
忍び寄る殿方の影だって、この先 無いとは言い切れないんですよ。
つーか、今まで無かったことが不思議なくらいなんですよ。

別れは、ある晩 急に訪れます。

私とパンツの仲を引き離そうとする一本の腕。

「だめ・・」多分、私は言います。

するとパンツが、
「いいんだ。もう十分だ。
 オレより大事なやつが、できちまったんだろう?」

「・・そんなこと・・」

「オレは行くよ。」

「・・パンツ・・」

「泣き顔はお前に似合わないぜ」

「・・ねぇパンツ・・それって・・私達、もう・・さよならってこと・・?」

「いや。」

「・・・」

「オレはお前が困ったときは、いつ、どこにいても、必ず助けにいくぜ・・」



パンツ――――――――――――――――!











その人にとって、一番重要なものは何かを探るために、よくこういう風に質問する人がいる。

「無人島に1つだけ持っていくとしたら、何?」

ところが私はいつも、二番目に重要なものを答えることになる。


だって一番重要なものとは、無人島に流れ着いたときには、すでに一緒にいるから。


ねぇ、ぱんつ。





(あ、ここで山下達郎の「ずっと一緒さ」 お願いします。)




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プロフィール

加藤はいね

  • Author:加藤はいね
  • 『私の考える初夜』

    「あれ?しないの?」
    「え?してんじゃん?」

    「え・・・これ?・・え?」
    「あー、おまえテレビの見過ぎ。あんなこと普通しねぇって」

    「あ、そうなの?」
    「常識的に考えてみろよ。あんなんできるわけねーじゃん」

    「でも、本とかにも書いてあったし」
    「おまえさーバカだな。ドラえもんとかみて、竹とんぼ頭に付けようと思うのか?」

    「つけるわけないじゃん!つかないし!」
    「だろ?」

    「そっかー」
    「でもびびった。いまどき、本当にSEXとか信じてる奴がいるなんてなー」

    「もーっいいじゃん、うるさいなぁ。・・じゃあ、どうすんの?」
    「手、かして」

    「ん、・・繋いでどうすんの?」
    「祈んの」

    「え・・それだけ?」
    「それだけってなーっ!男はそれ言われんの一番ショックなんだからな」

    「あ、ごめん。つーか神社とかでもよく祈るし」
    「エロイなー、1人でやってんの?」

    「1人!あ、あれが、そうなの・・」
    「まぁみんなやってるしな」

    「つーかさ、じゃあ、これは何に使うの?ゴム。出番無しじゃん」
    「バッカ、これから使うんだよ」

    「どうやって?」
    「膨らまして飛ばすんだよ」

    「・・え・・なんで?」
    「そりゃ、おめでとーって」

    「おもしろそう!是非あたしにやらせて!」
    「お、結構積極的。いいけどウチさー壁薄いから声抑えてな」

    「オッケーオッケー」
    「じゃあ、せーの」

    『(小声で)おめでとー』

     
       ピュー



              END




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